ニアスのトリカラー!
いっそのことブログタイトルを aglaonem@raceae にしてしまおうかと思ったり思わなかったり・・・。
(思ってません。でも白状すると、祭りの間だけ変えようかとは密かに考えていました。)
アグラオネマ祭りであれだけたくさんの種類が並んだのにトリカラーが無いのは寂しい限りでした。
なので、トリカラーネタ行きます!
Aglaonema pictum "tricolor" type EUREKA P. Nias
(AZ0611-4)
うちに届いたのが7/18だからちょうど2ヶ月です。
あとになって思えば、棒とはいえ頂芽部分の優良株だったのです。 →
ただ、これを受け取ったときは細さ・弱々しさが気になってしまい、これの良さを理解できませんでした。
このまま育てていれば今頃・・・なんて考えてしまいますが、過ぎた事です。
2ヶ月前はこれを受け取ったもののビビってすぐには手が出せず、
1週間の放置後に3分割してしまったのでした。
ともあれ、現在
(2011.09.17 撮影)
ゆっくりながらも順調に育っています!
一番下
これの生長が一番遅い。
真ん中
上からのぞき込んだら根が見えました。
順調そうです。
そして一番上、
葉の展開が始まろうとしています!
元々の生長点部分なので動きが早い!
この葉は小さな丸っこい葉になりそうな感じ。
模様は・・・どうなるだろうか。
切り詰めていなければ・・・(しつこい)
トリカラーネタって言っても葉がないことには・・・
そんなわけで買っちゃいました!
絶妙なタイミングでのリリースに行かないという選択肢は用意されていなかった。
ROOTSさん仕立ての緑3色、「完成品」です! コレ
Aglaonema pictum "tricolor" P. Nias class2
(AZ0710-9)
まさに「完成品」!
素晴らしい!
「祭り」のアグラオネマとは別次元です。
白(銀)はなくてもしっかり3色!
濃い緑・黄緑・薄い黄緑 といった感じ。
数値化すると
■濃い緑■
(30,85,65)
■黄緑■
(100,160,85)
■薄い黄緑■
(140,190,120)
といった感じです
(若い葉)
追記)
アグラオネマでは全般的に時間の経過と共に葉の質感・色彩が変化します。
具体的には、展開間もない葉は柔らかく淡い色をしていますが、しばらくすると鮮やかな色彩になると共に質感もかたくなります。
そしてさらに時間が経過すると色は褪せ質感もよりゴワゴワになります(種類によっては見るに耐えかねなくなります)。
以上を踏まえてこのトリカラーなのですが、やはり他のアグラオネマと同じように色彩の変・質感の変化が見られました。
(ケース内多湿栽培の為か小さい変化です)
しかし、色彩の変化に伴い3色のコントラストが強まってよりトリカラーらしくなっていました(写真参照)。
つまり、本来歓迎できかねる色の変化が、このトリカラーでは逆に鑑賞する上でのひとつの楽しみに転化されているのです!
その意味では、「完成品」として入手した株ですが、今後育て込む楽しみがちゃんと残されており、育成者を飽きさせない素晴らしいアグラオネマだと感じました。
(もちろん、増殖させるのも一つの楽しみとしてありますが、それとは別の話として・・・)
「・・・とても節間が詰まっていて、草丈の割に葉数が多く大変ボリュームのある草姿・・・」
という謳い文句の通りです。
このサイズの植物だと Let's cut! と思うのが常なのですが、流石にこれには手が出せません!
というか、カットなどする意味が分かりません。
とにかく素晴らしい!
次の葉も覗いています。
こればかりはケース内で育てます。
(お店でも密閉ケース栽培だったようなので)
でもいつかは常湿で観葉化させたい
・・・早くても来春かな。。。
よく見ると4色の葉も!
テトラカラー!?
(微妙ですが・・・)
ニアス島産はポテンシャル高すぎです!
ところで、4色葉を誰もテトラカラーと呼ばないのは何故?
アクアリストが多い世界だからやはり熱帯魚のテトラに遠慮してしまうのか?
「テトラカラー」浸透しないものか・・・?
(もっとも本物の4色自体、幻の存在なのでしょうが・・・)
(写真はクリックすると拡大されます。ご興味がありましたらどうぞ。)