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A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖

(2012.12.23 撮影 より)

アグラオネマの増殖を目指したとき、「切るべきか、切らざるべきか」というのは悩むところかと思う。A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_47983.jpg

切れば(ほぼ)確実に子株を得られるけど、幼株からの再スタートとなり生長に時間を要す。
切らずに脇芽を期待するなら、確実に脇芽が出てくるとは限らないけど、出たならその時点で完成に近い表現が期待できる。

ちょうどエウレカの子株たちでその傾向が顕著だったのでUPしてみます。
増殖に関して、エウレカはちょっと異常なので参考にはならない気もするけど...

Aglaonema pictum "tricolor" type EUREKA P. Nias
子株
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_355650.jpg
番号は以下に対応しています。
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_453260.jpg
説明すると、

① 芽が見えたので思わず無茶カットをしてしまったところからの増殖子株。

② ①カットの約1月後にこれも短い茎を残してのカット。でも根はかなりしっかりしていた。そこから出てきた子株。

③ 葉も残したし、気分的にも余裕を持ってのカット。 2株出てきた。

④ 切らずに育てつづけたところで出てきた脇芽。ちなみにこれだけ常湿栽培。

更に詳しく、
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_47093.jpg

まだまだ時間がかかりそうな幼株...

A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_47292.jpg

模様の変化としては"棒"3分割の去年と同じくらいのペースでしょうか?
生長自体はずっと早いです(と言うよりも、去年が遅過ぎました)。

A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_47516.jpg

抓んでいる葉が3枚目。

なかなか良いペースです。


関係ないけど、3芽目が育つ雰囲気もあり。
元気良過ぎ!
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_4134497.jpg


A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_47983.jpg

1枚目にしてこの模様!
流石です!

そういえば、土中から3芽出ていたけど、ひとつ枯れてしまいました。
子株に低湿度はキツイようですね。
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_4164750.jpg


これを見る限り、脇芽株が突出しています。

つまり切らないのがベストなのか? 
しかし、そうとは言えません。

まず、そもそも脇芽が出てこない場合があります。
同じニアス産のclass2 緑3色(eu緑3色タイプ)では鉢上30cmくらいまで育て込んでも脇芽んど全然出してくれません。
また、切ったとしてもその上側の分離株で脇芽が期待できてしまう場合もあります。
現実に、このエウレカでは既にカットした分離株で脇芽が育っています。
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_4355085.jpgA.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_4355688.jpg

このあたり、エウレカの増殖力の凄まじさを感じます。

つまり結局のところ、切るのと切らないの、どっちが良いかなのですが、一概に「こうだ」と言えない以上、切ることなくまずはしっかりと株の完成に努めるべきかな...と。

そもそも増殖を前提に育てるのは何か違うような...とここまで書いておきながら。
グダグダですみません。。。





グダグダついでに、
殖やすにしろ育て込みを極めるにしろ、思惑から外れてしまうのが花芽。
A.pictum type EUREKA で見るアグラオネマの増殖_d0249970_56203.jpg
こうなったらお手上げです。

一応、花芽に競合して葉も出してはいるけど...

まぁ、折角なのでタネ取りチャレンジと行ってみます。
現在エウレカ3株に緑3色のニアス計4株とLAシベル2nd、あと"元祖"で花芽が見られます。
実生株に見る夢。道を外さない程度に遊んでみます。
by bbex58582 | 2012-12-29 06:30 | アグラオネマ
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aqua+araceae             サトイモ科植物(水草)を中心とした栽培記録   


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